子どもの未来を守る

次代の社会を担う子育て支援、地域の教育力の向上

教職員が本来の教育にかける時間が取れて、心身ともに健康で指導できるよう働き方改革に取り組みます

校長、教頭、教諭、事務職員の代表と市教委で構成する「市働き方改革検討委員会」を設置するとともに「大田原市教職員働き方改革プラン」を策定し、勤務時間を意識した働き方の推進など教職員個々の意識改革を進め、同時にICTを活用した事務効率化等、校内環境の整備を行っています。

地域一体となった児童虐待ゼロを目指します

児童虐待ゼロに向かうためには、隠れた虐待を掘り起こす必要があり、家庭訪問や面談を実施しながら、随時必要な対応を行っております。
また、市内小中学校訪問による情報収集や、市内幼稚園及び保育園への聴き取り調査、児童の所属機関からの情報収集を行い、関係機関と連携し、初期介入の迅速化に努めています。

地域と共存する小規模小学校を存続させるため、学校経営システムを構築します

市内の小規模特認校3校(宇田川小・羽田小・須賀川小)については、当該学校の教育活動への賛同等の条件を設け、通学区域外からの入学を許可しています。また、児童生徒数の動向を注視し、適宜通学区域の見直しを行い、市内小中学校の存続や適切な教育の提供に努めています。

教科担任制、デジタル活用等により、確かな学力を育成します

教科担任制については、中学校に加え、小学校の一部の教科で導入し、各教師の専門性を生かした授業により、児童生徒の学力の向上を図っています。
文部科学省の進める「GIGAスクール構想」に基づき小中学校児童生徒一人一台の情報端末を配備しており、校長、教頭、教諭の代表及び市教委で構成する「学校ICT整備及び活用推進委員会」等において授業でのICT活用方法等について随時研究を進めています。

子育て世代の声を定期的に取り入れ、地域社会全体で子育て支援と保護者と共に成長を実感できる仕組みをつくります

乳幼児健診、相談等において、保護者の子育ての悩みや不安等の相談に対応し、安心して子育てできるよう、きめ細やかな相談、支援に努めています。
また、医師、心理相談員等、関係機関で構成する早期総合発達支援協議会では、年長児巡回相談を実施し、配慮が必要と思われる児童に対し保育園や幼稚園から小学校に入学する際に必要の支援を行っております。また、教育支援相談会を随時行い、発達に支援が必要な子ども及びその保護者への支援に努めています。
令和4年度には、しんとみ保育園において保護者会役員と意見交換会を行うなど、今後も、就学前児童保護者等から、ニーズ量や子育て支援等に関する意見・要望を把握し、すべての子育て家庭が安心して子どもを生み育てることができるよう、子育て支援に努めています。

青少年の志と郷土愛を育むため「心の教育」を推進します

小・中学校では、道徳教育や体験活動、多様な表現や鑑賞の活動等を通して、豊かな心や創造性の涵養を目指した教育の充実に努めています。
また、大田原市の歴史、文化財への興味関心を高められるよう、小学校において、なす風土記の丘資料館や芭蕉の館、与一伝承館等を社会科見学の見学先にすることで、大田原市の文化財等について学んでいます。

子どもの成長と個性に合ったスポーツ、文化の振興に取り組みます

ジュニアスポーツに関わる小学校部活動・スポーツ少年団の指導者及び保護者を対象として、子どもたちが安全安心にスポーツに取り組み、発達発育段階に応じたスポーツの楽しさを体得できるよう、専門分野の有識者を招いて講習会を実施しています。

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